あのローファーが店内にずらり!「G.H.バス」の直営店が、ロンドンに続き東京に登場。
![あのローファーが店内にずらり!「G.H.バス」の直営店が、ロンドンに続き東京に登場。](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/statics.pen-online.jp/image/upload/creator/bass-shop/bass-shop_hXlTMjA.jpg)
代表的な2タイプのローファー。どちらも名称は「ウィージャン(Weejuns)」。靴を持っている人は、店を運営する「GMT」の社長、横瀬さん。
まるで、ローファーの専門店です。
男性のスリッポン(ヒモなし靴)がずらりと並ぶ光景はちょっとユニーク。
しかも平均的なプライスが2万円代のリーズナブルさ。
(革底でもその価格)
そりゃワクワクさせられるって話です。
アメトラ世代なら、誰もがいちどは履いた大定番の「G.H.バス」。
(以下、バス)
このオンリーショップが、ついに日本にも誕生したのです。
場所は、東京「外苑前駅」から徒歩5分ほどのキラー通り沿い。
通りに面した路面店です。
オープン前日となる11月15日(金)のレセプションに行ってきました。
バスの特徴のひとつは、内張りのない “アンライニング”。
軽くて肌に馴染み、素足履きしやすいカジュアルなローファーです。
「代表モデルには2タイプありまして……」
と、冒頭写真の横瀬さん。
「サドルベルトがすっきりしてる方が、日本で有名なタイプ。伝統的なアメリカンモデルでもあります。もうひとつのサドルの両端が丸まったものが、ヨーロッパで人気のバスです」
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往年のハリウッド俳優、ポール・ニューマンが履いているのは、サドルすっきりタイプ。
「若い頃に何足か持ってたバスは、確かにすっきりタイプでした。でもなぜかもう一方のビーフロール(肉巻き)こそアメリカンな印象があるんですよね」
と私。
「それは、バスでなく『セバゴ』のローファーのイメージと混ざってるのかもしれません」
と横瀬さん。
確かにその通りのようです。
無知なファッションライターですみません……。
若い頃は、「アイビールック」=「お金持ちエリート大学出身者の服装」に反発するガキだったモンですから……。
(でもアメトラのルールの知識を雑誌で仕入れてました)
ビーフロールは10代の頃、「リーガル」を履いてましたね。
(この店にいると、そんなことまで思い起こされます)
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最下段がビーフロールタイプ。イマどきのボリュームのあるパンツにも合います。
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高校生っぽいとも思えますけども、私がいま買うならこちらのタイプ。「キレイなワークシューズ」感覚で履きたいです。こんなモカ茶を選べば品もよく見えますね。 ¥25,300(税込)
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棚の奥にはヒモ靴も。女性用も充実してます。
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バックルとキルト飾りつきのモダンなモデル。キルトはルーツを辿れば泥除けの実用パーツですが、現代では装飾です。¥27,500(税込)
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ビット金具つきも、昔は存在しなかったモデル。価格不明
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ワークテイストのオイルドレザーモデルもあり。¥25,300(税込)
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これ、冬専用ローファーとしてほしくなりました! なにせアッパーがあの……、
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イギリスの伝統工芸の「ハリスツイード」ですから。ガサッとした素朴な風合いと美しい色味が最高です。¥25,300(税込)
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入りやすいコンパクトな店です。
店の位置は、「ワタリウム美術館」の並びで、すぐそばです。
近場には家具の「カール・ハンセン&サン」も。
カットソーウエアの「フィルメランジェ」も。
このキラー通りは住所は神宮前ですが、青山周辺の外れにある上質なショッピングエリアというイメージ。
ここを歩くときに立ち寄れる店ができて嬉しいのです。
G.H.BASS TOKYO
東京都渋谷区神宮前3-1-24 ソフトタウン青山1F
営業:11時〜20時
TEL:03-5843-0777
写真 © 高橋一史
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